このソリューションは、クラウド事業者の顧客管理や課金・決済管理などの基幹業務の標準化・システム化を支援する。また、サーバーやディスクなどのリソースの利用量に応じた料金を柔軟に設定できるため、多種多様なサービスの提供が容易になるとしている。
このソリューションは、従来から提供している通信・放送事業者向けの顧客管理システム「BSSsymphony PRITM for SMS」と、今回、新たに開発した従量課金機能とクラウド事業者のWeb申し込み画面やプロビジョニング機能をつなぐAPIを提供する「BSSsymphony for 料金拡張オプション」を組み合わせたものだという。
このソリューションでは、顧客管理、契約管理、課金・決済管理といった基幹業務機能を提供。サービス名、料金、価格の有効期限、従量の限度や単位、税率をマスタで管理することで、マスタの変更や追加をするだけで料金設定ができ、多種多様なサービスの提供を短期間に実現するという。
また、先払い方式や一括請求(年払い請求)、リソースの利用量や利用時間に応じた従量課金方式など、クラウド事業者特有の課金方法に対応している。
「クラウド事業者向け基幹業務ソリューション」の主な特徴は次のとおり。
1. 顧客管理や課金・決済管理などの基幹業務をワンストップで支援
クラウド事業者がサービス提供するために必要な顧客管理、課金・決済管理などの基幹業務をワンストップで支援。
2. クラウド事業者の提供サービスに応じた課金・決済処理に対応
利用量や利用時間に応じた課金を行う従量課金や、年払い、6カ月払いなどの一括請求、サービス利用前に請求し入金確認後にサービス提供する先払い方式などに対応。サービス名、料金、従量の限度や単位、税率はマスタで管理するため、マスタを変更や追加するだけで料金を設定すが可能。
3. APIの提供による、加入申込からサービス開始までの自動化に対応
クラウド事業者のエンドユーザー向けWeb申し込み画面と基幹システムを連携するAPIと、既存のプロビジョニング機能と連携するAPIを提供。これにより、加入申込の受付からプロビジョニングまでを自動化。
【関連リンク】