「Express5800/CloudModel」は、NECのクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」の3年間の利用権をパッケージ化し、CPUやメモリ/HDD、OSを組み合わせた50種類のラインアップから選択可能にしたもの。
サービス利用開始時の初期設定や移行作業などが容易で、中小規模システムのクラウド導入・運用に適したモデルだという。
「NEC Cloud IaaS」の運用・管理を行うセルフサービスポータルにより、オンプレミス型のサーバと一元管理を実現しており、運用コストの削減が可能だという。WEB/APサーバやバックアップサーバ、ファイルサーバ用途のクラウドシステムの導入に適したモデルだとしている。
また、同時に発表されたサーバ製品は、ラック型のExpress5800/R120f-2E、Express5800/R120f-1Eと、タワー型のExpress5800/T120f。最新のインテルXeonプロセッサー E5-2600v3製品ファミリーを搭載し、メモリ性能やディスクI/O性能も向上させている。
「Express5800/R120f-2E」は最大26台、「同/T120f」では最大24台のHDD/SSDを搭載可能で、高速なI/O性能や大容量のストレージを必要とするオンプレミスのデータベースサーバ用途に適した製品。
さらに、オンプレミスの従来型ハードウェアプラットフォームと、「Express5800/CloudModel」や「NEC Cloud IaaS」といったクラウドシステムを跨るハイブリッド環境において、バックアップ、ファイルサーバ移行、災害対策・事業継続などの連携ソリューションを提供予定だという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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