長野市にある長野市民病院は、55万人が暮らす長野医療圏の中核をなす医療機関の1つ。長野市民病院では、大規模な災害発生時にも確実に診療継続できる体制を整えようと、電子カルテなどの院内システムに関しても冗長化を図ってきた。
しかし、東日本大震災と、続く長野県北部地震を経験したことにより、遠隔地へのデータバックアップの重要性が認識された。
長野市は、フォッサマグナ(中央地溝帯)に位置しており、フォッサマグナから離れたデータセンターと、三重化されたデータの分散保管が求められ、それを適正なコストで実現するソリューションを3年にわたって探し続けたという。
その結果、マイクロソフトのパブリッククラウドサービスであるAzureと、Azureをバックアップ先として連携するQNAP Turbo NASが選定されたという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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