「GDMS Enterprise」は、肥大化対策が行えるファイルサーバー統合管理システム。何カ月もアクセスされていないファイルや内容が重複しているファイル、ファイル名が類似しているバージョン違いのファイルなどを可視化し、削除や移動などの整理が行える。
不要ファイルの整理を定期的に自動実行することで、効率的なファイルサーバーの運用と情報の品質向上が可能になるという。
新バージョンは、ファイルサーバーの肥大化対策とともに、アクセス権管理まで一元的に行えるよう強化。ユーザー部門におけるファイルサーバーの利用効率化とコンプライアンス対策を両立でき、情報システム部門の作業負担を大幅に軽減できるとしている。
「GDMS 4.0 Enterprise」の主な特徴は次のとおり。
・ファイルやフォルダーのアクセス権管理機能を大幅に強化:ファイルサーバーに存在するファイルやフォルダーのアクセス権を、「GDMS Enterprise」から簡単に追加や変更、削除が可能。アクセス権設定の変更履歴を保持でき、特定のユーザーやグループを指定してアクセス権を一覧できるため、変更漏れなどをすばやく発見できる。
・「共有フォルダー作成」「クォータ設定」「Active Directoryグループ管理」機能を標準搭載:ファイルサーバーへの共有フォルダー作成や、クォータによるファイル容量の制限を「GDMS Enterprise」から設定可能。また、フォルダーに対するアクセス権をActive Directoryグループ単位で設定している場合でも、「GDMS Enterprise」だけでアクセス権の管理が可能。
・「セルフサービスポータル」機能で、アクセス権の変更申請や承認フローを簡単に構築:各フォルダーやActive Directoryグループの管理者に対して「GDMS Enterprise」上でアクセス権設定の変更申請を行い、承認された内容をファイルサーバーに自動反映する「セルフサービスポータル」機能を搭載。