機能追加により、「4Uweb/CMS」と二次利用可能な公共データの案内および横断的検索を目的としたオープンデータのポータルサイト「データカタログサイト」との連携を実現し、職員の登録作業を効率化するとしている。
オープンデータは、行政機関が保有するデータ(白書や各種統計情報、地図情報など)を社会で効果的に利用できるよう、機械判読可能なデータ形式および二次利用可能なルールで公開したもの。
政府は、オープンデータの活用をIT戦略の1つに掲げており、2013年6月に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」には、2015年度末までに他の先進国と同水準の内容でオープンデータを公開することを目標としている。
こうした流れを受けて、日立公共システムは、官公庁・自治体職員のオープンデータ登録作業を支援する機能「オープンデータカタログサイト自動連携」を「4Uweb/CMS」に追加したという。
「オープンデータカタログサイト自動連携」は、ホームページのコンテンツ作成の際該当箇所にチェックを追加するだけで、ホームページと同じ情報をデータカタログサイトにも自動で登録できるようになる。
「4Uweb/CMS」は、日立グループが提供する「オープンデータソリューション」のラインアップ「オープンデータ対応CMS導入サービス」としても拡販するという。