「FOBAS DARP」の主な機能は次のとおり。
1. わずかなサービス停止時間で、安全、確実なクラウド移行が可能
企業の基幹システム移行に求められる、最小限の停止時間で安全、確実な移行方法を提供。「FOBAS DARP」を用いたクラウド移行では、OSおよびプログラムバイナリの移行と、アプリケーションデータの移行を分離して行うアプローチを採用。
これにより、OSおよびプログラムは移行先環境での十分な稼働確認を行うことができる。アプリケーションデータは、「FOBAS DARP」が提供するレプリケーション機能により、わずか10分程度の遅延で移行先での利用が可能。
2. クラウド間での容易なシステム移行・再配置の実現
「FOBAS DARP」に配置されたアプリケーションは、さまざまなクラウド基盤に配置されたDARPコンテナ上で自在に移行・再配置することが可能。移行・再配置にかかる時間は、10分間のデータ同期遅延時間のみ。DARPコンテナは、最大128ノードのクラスタ構成でインターネット接続可能な任意の環境に配置が可能。
3. クラウド時代の新しいデータ管理基盤を提供
「FOBAS DARP」に格納されたアプリケーションデータは、圧縮、重複排除、暗号化された後に、複数のクラウドストレージに分散格納。データはクラウドストレージの機能で高度に冗長化され、低コストで高い保全性を保証。
また、予め指定した期間のデータを履歴で保持するため、保持期間中の、どの時点のスナップショットでも、後から必要な時に必要な粒度で作成が可能。クラウドの持つ力を最大限に活用した、新時代のデータ管理基盤を提供。