発表された新サービスは次の4つ。
・「New Style of Business Transformation Workshops」は、変革期の重要かつ複雑な諸問題の克服をサポートするワークショップ。
・新たな「HP Software-Defined Infrastructure(SDI)Accelerator Solutions」は、必要なHPハードウェア、ソフトウェア、サービスを含み、企業で最も一般的なソフトウェア定義インフラストラクチャ(SDI:Software-Defined Infrastructure)のパイロットを迅速に実施。
・「HP フレキシブルキャパシティ」を強化し、企業が所有する拡張性の高いIT環境を従量課金型サービスでサポートし、企業のコスト削減と効率向上を加速。
・「HP データセンターケア オペレーションサポートサービス」は、戦略的イニシアティブや重要課題に注力できるよう、ITインフラストラクチャの監視、管理を実施。
発表によると新サービスにより、次のような効果を見込んでいる。
■「New Style of Business Transformation Workshops」
「New Style of Business Transformation Workshops」には、4つのコースがあり、HPのシニアコンサルタントによる1日ワークショップでは、変革に際して企業が直面すると思われる重要かつ複雑な問題の解決を支援。
・「Hybrid Infrastructure Transformation Workshop」では、ビジネスの変化に迅速に対応するITへの変革のための実行プラン構築をサポート。
・「Protect your Digital Enterprise Transformation Workshop」では、ビジネスにおいて必要不可欠である情報資産を保護するための実行プランの構築をサポート。
・「Data-Driven Organization Transformation Workshop」では、組織の運営能力向上を目的としたデータ活用のための、実行プラン構築をサポート。
・「Workshop and Mobility Transformation Workshop」では、従業員の生産性を最大限に高めることを目的として、チームや個人に対するよりよい接し方や権限の与え方に関する、実用的なプラン構築をサポート。
■「HP Software-Defined Infrastructure Accelerator Solution」
SDIの全面的な導入に先立ち、まずは社内のIT環境内でのパイロット移行を希望する企業に、「HP Software-Defined Infrastructure Accelerator Solution」を提供。定義済みでありながらもカスタマイズ可能な6種類のアクセラレータソリューションは、HPのソフトウェア定義インフラストラクチャレファレンスに基づき、数週間で実装可能。
・「HP Software-defined Compute Accelerator」は、VMwareと「HP OneView」を利用した、総合的なプロビジョニングとポリシーに基づいた仮想コンピューティングの管理により、ビジネスのレスポンスタイムを大幅に短縮。
・「HP Software-defined Compute Accelerator for Cloud」は、強固なソフトウェア定義インフラストラクチャにより、プライベートクラウド環境上でパブリッククラウド体験を提供。
・「HP Software-defined Network Accelerator」は、「HP Network Optimizer」と「HP Network Protector SDN applications」の高度な展開により、ユーザー体験の向上とリアルタイム防御機能の強化を実現。ソフトウェア定義ネットワークへの変革への移行に関するガイダンスも提供。
・「HP Software-defined Storage Accelerator」は、HP 3PARテクノロジーを利用し、ストレージインフラのスピードと品質を向上。
・「HP Software-defined Facilities Accelerator」は、「HP OneView」とDCIMパートナーの技術を通じ、ファシリティとITインフラの統合管理を実現、エネルギーコストを削減しキャパシティプランニングを改善。
・「HP SDI Accelerator Solution for IT Operations」は、アプリケーションとインフラストラクチャの問題を検知すると同時にその根本的原因を修正することで、ビジネスアプリケーションのダウンタイムを削減。
■「HP フレキシブルキャパシティ」「HP データセンターケア オペレーションサポートサービス」
IT環境が固有のビジネス要件を満たすよう、ITインフラストラクチャを構築し維持するために、多くの企業が「HPデータセンターケア」によるエンドツーエンドのサポートサービスを利用している。
「HPデータセンターケア」は、基本となるサポート体制に加えて、多様なニーズにあわせた、世界中で実績のある付加価値サービスをオプションサービスとして提供。
これらサービスの1つである、「HP フレキシブルキャパシティ」の従量課金モデルに、HPソフトウェア部門のSaaS製品を追加。企業は、サービスデスク、プロジェクトポートフォリオ管理、パフォーマンスモニタリング、アプリケーションテスティングなどの機能を月単位で購入し、サービス範囲をその他のITインフラまで拡大することが可能。
HPはまた、「HP データセンターケア オペレーションサポートサービス」を通じて、さらに幅広いサポートサービスを提供。この新たなHPサービスにより、HPオペレーションセンターのツール、人材、プロセスを利用することができ、ITインフラの管理や運用が可能。
このサービスには 、HPおよび指定ベンダーのサーバー、ストレージ、ネットワーキング、ハイパーバイザー、バックアップ/リストア、セキュリティ要件に対する365日24時間体制のリモート監視サービスと運用サービスが含まれる。
これにより、企業はコスト削減を実現し、基本的なタスクをHPが代行することで、イノベーションをさらに促進可能に。