これは、「vCloud Air」が新たに「SINET4」の「クラウドサービス提供機関」として認証されたことを受けて提供されるもので、SINET4に加入している大学や研究機関は、SINET4経由で「vCloud Air」にアクセスできるようになる。
「SINET4」は、日本全国の大学や研究機関の学術研究、教育活動を支える学術情報基盤。現在、日本国内の700以上の大学や研究機関が加入しており、研究者や学生など200万人以上のユーザに利用されている。
「SINET4」は、地震学、宇宙科学、高エネルギー物理学、核融合、コンピュータ サイエンスなどの分野の研究連携に必要な最先端のネットワーク基盤を提供しているほか、多くの海外研究ネットワークとも相互接続しており、日本と外国の国際研究連携の基盤にもなっている。
また、ヴイエムウェアは、「SINET4」に加入している成城大学が、学内のプライベートクラウドと「SINET4」を利用したハイブリッドクラウド環境を構築するためのクラウドサービスとして「vCloud Air」を利用することを決定したと発表した。
「vCloud Air」の学術機関における採用事例の詳細については、7月8日(水)と7月15日(水)にそれぞれ東京と大阪で開催される「VMware vCloud Conference 2015」の基調講演で紹介される予定だという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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