ドコモが提供する「ビジネスプラス」は、ソリューション導入のための費用や稼働を低く抑えた、主に中小企業向けのクラウドサービス。スマートフォンやタブレットを活用して、業務管理やドキュメント編集、Web会議などの45種類のサービスから選択し、手軽に企業のICT化を推進することができとしている。
企業向けクラウド名刺サービス「Sansan」は、名刺をスキャナやスマートフォンのカメラを使用してアプリケーションから読み取り、読み取られた名刺データをオペレータが確認、修正することで正確なデータにして、クラウド上で使いやすく管理し、社内で共有できる。
両社の業務提携内容は次のとおり。
- ドコモの法人向けクラウドサービス「ビジネスプラス」で「Sansanスマートフォンプラン ストレージPack」を販売
- 両社のサービスに関する共同営業の実施:ドコモ販売チャネルにおけるSansanからの営業支援、および技術支援の実施/法人向け共同セミナーなどのプロモーション活動の実施
また、秋に予定している新サービスでは、ドコモが提供する法人向け内線ソリューション「オフィスリンク」と連携するネットワーク電話帳サービス「ProgOffice」に、Sansanの「Sansan スマートフォンプラン ストレージPack」を連携することで、より快適なサービスの提供が可能になるという。
このサービスでは、従来のオフィスリンクと「ProgOffice」の連携では、社内電話帳の管理が主となっていたが、「Sansanスマートフォンプラス ストレージPack」と連携することにより、社外の電話帳もシームレスに ひとつのアプリで管理できるようになる。