「SPX Cross Platform」は WindowsおよびLinux環境のクロスプラットフォームに対応しており、ストレージクラフト独自の遠隔システム監視ソリューション「ShadowControl 3.0」を組み合わせることで、ウェブベースによる単一コンソールにおいて、管理下の異なるロケーションやOS(Windows/Linux)で稼働する機器のバックアップとリカバリーを設定・管理することができる。
また、バックアップの状況などのステータスを遠隔一元監視できる無償のコンポーネントである「ShadowControl」では、新たにVMware vCenterやMicrosoft System Centerなどの一般的なハイパーバイザー管理ツールを利用している環境に対して、StorageCraft Plug-inを使用することで、直接「ShadowControl」を仮想環境に統合できるようになったという。
これにより、ハイパーバイザー管理コンソールから直接バックアップの管理と監視が可能となり、詳細な情報、レポート、特定のログへのアクセスが必要な場合でも、クリック1つで「ShadowControl」のウェブコンソールへ移動ができるため、仮想マシンのバックアップジョブ管理も容易に実行できるとしている。
「SPX Cross Platform」の特徴は次のとおり。
- ストレージクラフト独自のジョブタイムラインがより簡素化され、容易なバックアップジョブ管理を実現
- ジョブタイムラインでは、Windows/Linuxマシンのどちらも単一のインターフェイスで管理が可能
- Linuxシステム向けには、ストレージクラフト独自のスナップショット・ドライバーの進化版を提供
- スケジュール機能では、より細かく柔軟にスケジューリングが可能
- StorageCraft VirtualBoot機能を強化:Windows/Linuxシステムのバックアップ・イメージを、Linuxベース上で起動可能/Windowsシステムのバックアップ・イメージを、Windows上で起動可能/仮想バックアップ・イメージを、コンソール内のジョブタイムラインまたはイメージチェーン・ブラウザーから直接起動が可能
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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