Amazon Auroraは、Amazon Web Services, Inc.が提供するクラウド型リレーショナルデータベース。クラウドを前提とした独自アーキテクチャにより、高いスケーラビリティや可用性、耐久性を実現している。このほど国内リージョンでも利用可能となり、本格的な業務システムのクラウド化を促進する技術として注目を集めている。
ウルシステムズは、Amazon Auroraを使った業務システムの構築ノウハウを提供するプロフェッショナルサービスを本日より開始する。本サービスでは、Amazon Aurora用に既存システムのアーキテクチャを見直し、システムのパフォーマンスやスケーラビリティを向上させる。また、生産性の高いツールやアジャイル開発手法を用い、ビジネスの状況に合わせてシステムをスピーディに変更できる環境を整える。プロジェクトにおける一連の作業を顧客と一緒に実施することで、顧客へのスキルトランスファーも行うという。
サービスの概要
- マイクロサービスをベースとしたスケーラブルなアーキテクチャ設計の実施
- Spring Cloudや自動生成ツールを組み合わせた生産性の高い開発環境の整備
- アジャイル開発やDevOpsによるシステム開発の実施とスキルトランスファー
- 自動化による可用性、運用性、保守性の向上
今後、3年間で20社への導入を目指すとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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