この製品は、日立ソリューションズがこれまで提供してきたシングルサインオンソフトウェア「SRGateCA」の後継製品として、海外の現地法人で働く従業員など、グローバルでも利用しやすい英語OSに対応したもの。
「Single Sign-On Manager」は、クライアントPCにソフトウェアを導入するクライアントエージェント(代行入力)方式で、Webシステムだけでなく、独自のログイン画面を利用するようなクライアントサーバーシステムにも対応できる。
また、Active DirectoryやOpen LDAPなどのユーザー管理サーバーと連携するだけでなく、サーバーを構築せずにスタンドアロンでも利用できるため、既存システムやアプリケーションへの影響が少なく、低価格かつ短期間での導入が可能だ。
シングルサインオンをより簡単に、かつログインのセキュリティ強化も行いたいというニーズに対しては、指一本でシステムにログインできる指静脈認証システム「静紋」との連携により、利便性向上とセキュリティ強化の両立が可能であり、マイナンバーをはじめとする個人情報を取り扱う端末の認証強化にもつながるとしている。