今回のサービス提供開始により、従来検知・防御が困難であった、添付ファイル付メールの受信やWebサイトでのファイルダウンロードなどの経路で侵入する未知のマルウェアを、ICT環境とインターネットとの接続点において遮断することが可能となるという。
NTT Comは「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」において、日米大手セキュリティ企業であるパロアルトネットワークス社・ブルーコートシステムズ社の機器を対象に、既に提供している即時通信遮断機能に、デジタルアーツ社のセキュリティ機器(i-FILTER)との連携を、標準メニューとして拡充する。
また、NTT Comでは、仮想実行環境において検出・解析した未知のマルウェア情報を、今回のサイバーセキュリティの出口対策としてのみならず、入口対策として、「WideAngleマネージドセキュリティサービス ネットワークセキュリティIPS & IDS」と連携させ、インターネット側からの新種のウイルスの侵入を遮断するオプションサービスを現在開発中で、2016年2月から提供開始予定だという。