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クラウディアン、「HyperStore」にファイル共有プロトコル等のオプションを発表

 「HyperStore Connect Files」は、業界標準ファイル共有プロトコルであるSMB、NFS、FTPをサポートし、グローバルネームスペース、グローバルファイルロックを可能とする。

 これにより、ペタバイト級超まで汎用サーバーを追加するだけで容量を拡張できる、S3 API完全準拠の「CLOUDIAN HyperStore」に、企業内で一般的に使われるファイル共有プロトコルを簡単に追加できるようになる。

 また、複数部門や遠隔拠点毎に分かれているファイルの管理を、「CLOUDIAN HyperStore」ストレージ基盤に統合すれば、ファイルサーバーが乱立するサイロ化の問題を解決できるとしている。

 特に、「CLOUDIAN HyperStore」は、複数データセンター間にファイルを自動的に同期・準同期で複製できるため、サードパーティが提供するミラーリングのためのソフトウェアライセンスを購入する必要がなくなるというメリットもあるという。

 「HyperStore Connect for Files」の特徴は次のとおり。

  • SMB、NFS、FTPのファイル共有プロトコルをサポート
  • サードパーティのゲートウェイなしに、直接ファイルアクセス
  • ファイルを遠隔拠点する際、グローバルファイルロックが可能
  • グローバルネームスペースにより、ダウンタイムなしに、複数拠点間で簡単にファイルアクセス、管理、分散配置が可能

 企業における利用例として、「スケールアウト型のファイルサーバー」「分散拠点の統合ファイルサーバー」「バックアップ・アーカイブ用ファイルサーバー」「遠隔拠点にデータを分散配置する災害復旧(DR)対策」「クラウドとのデータ連携(ハイブリッドクラウド)」があげられている。

 「HyperStore Connector for Files」は、File Access PointとGlobal View Managerという2つのモジュールからなり、いずれも「HyperStore 5.2版」に簡単にプラグインでき、ファイル共有プロトコルであるNFS、SMB、FTPに対応する。

 File Access Pointは、ファイルをオブジェクトに変換するためにクライアントが接続するサーバーとして動作する。Global View Managerは、拠点間でファイルを分散共有するためのグローバルネームスペースとグローバルファイルロックを提供する。

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