ネットワールドは、導入期間の大幅短縮、安定稼働などのメリットがあるコンバージド・インフラストラクチャーに注力しており、「SmartStack」の取り扱いを開始することで、そのラインナップを充実させ、ネットワールドの「プリ・インテグレーションセンター(PIC)」において事前構築して提供する。
ネットワールドは、仮想化やクラウド関連ソリューションの中で、特に最適なストレージ環境の提供に注力しており、今回「Nimble Storage」を追加して製品ラインアップを強化すると同時に、Webサイト上でストレージの必要条件を入力して各ベンダーの見積りを一括入手できる「ストレージ見積一括依頼サイト」を開設し、パートナーおよび顧客各社へのサービスを向上させるという。さらに、「Nimble Storage」のハンズオントレーニングも3月から提供予定だ。
「Nimble Storage」は、独自の特許技術である「CASL」により、圧縮しながら効率的にディスクへ書き込みを行い、フラッシュメモリ(SSD)をリードキャッシュとして利用することにより高いパフォーマンスを実現し、ディスク当たりのIOPSは、他社製品と比較して10~15倍だとしている。
これにより、「Nimble Storage」は少ないハードウエアリソースで性能と容量を確保できるため、アプリケーションが要求するI/Oとキャパシティに対して、SSDとHDDを組み合わせた競合他社製品と比べて、ストレージリソースの3分の1~5分の1に削減可能だという。
また、「SmartStack」は、NimbleとCiscoが共同で開発した垂直統合インフラストラクチャで、VMware、Citrix、Microsoft、Oracleなど多数の主要アプリケーションが検証済みで、仮想デスクトップ(VDI)、プライベートクラウド、各種ビジネスアプリケーションなど、幅広いワークロードに対応したソリューションを提供する。