クラウド型のCRM(Customer Relationship Management)やSFA(Sales Force Automation)は、各社からさまざまなサービスが提供されている。SBTがCRM・SFAのリプレイスを検討していた2011年には、既に「Office 365」を中心としたワークスタイルが確立していたことから、「Office 365」と親和性の高い「Dynamics CRM Online」を導入し、働きやすさと業務効率の向上をセキュアに実現できるテレワークの確立することをめざしたという。
SBTには、2011年から4年以上にわたって「Dynamics CRM」を運用してきた実績と経験があり、CRMやSFAの導入時にありがちな「システムを導入すれば成果が出るかも」という落とし穴を熟知しているとし、提供するサービスにはそうした経験やノウハウが盛り込まれているという。
「Dynamics CRM」には、CRMとSFAの機能が備わっており、2つの機能を利用することで各組織が下記表のようなメリットを享受できることに加えて、各部門の情報を横断した連携により、各部門・個人の個別管理から脱却できる。基幹業務システム(ERP)やBIツールとの連携により、リアルタイム業績見込の管理なども実現が可能で、迅速な経営判断にも活用できるという。
「Dynamics CRM」は、「Office365」やEMS連携により業務効率の向上を実現できる。また、Azure上で稼働させているSBT自社ソリューションのOSG(Online Service Gate)、AoC(ADFS on Cloud)の併用により、スマートフォンやタブレットなどを社外利用するシーンにおいても、ユーザーIDやモバイルデバイスを一元管理し、システムへのアクセス管理・制御をユーザーに意識させることなく、高いセキュリティレベルを維持できるという。
「Dynamics CRM Online 導入サービス」は、スピード導入から社内定着まで、ワンストップでサポートするパターンなど、企業に応じた最適な導入支援を行うとしている。