この製品は、AI(人工知能)技術のひとつである機械学習を利用し、未知のマルウェアが実行される前にエンドポイント上で高精度に検知・防御することが可能だという。また、パターンファイルの定期更新が不要で、かつ管理システムをクラウド上で提供するため、システム管理者の運用負荷を軽減するとしている。
製品の特徴は次のとおり。
1. 日々増えていく未知のマルウェアに対しても高い検知率でマルウェアの脅威を抑止
正常なファイルやマルウェアファイルなどの8億個以上のファイルから抽出した約700万もの特徴を機械学習させた独自のアルゴリズムによって、未知のマルウェアを高精度に検知。これにより、パターンマッチング方式に比べてマルウェアを早期に発見できるため、マルウェア脅威の抑止効果が高まる。
2. パターンファイルを必要とせず、クラウド環境による集中管理で多種多様な環境へ対応
定期的なパターンファイルの更新が不要なため、運用負荷の低減を実現。そのため、工場やPOS端末などのネットワークに接続できない環境でも、シグネチャレス解析でマルウェアを検知する。さらに、クラウド環境の集中管理により、分散された環境でもインターネット経由で一元管理が可能になり、システム運用の負荷を低減する。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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