エンタープライズクラスからスモールビジネスまで、またクラウド、仮想化、ビッグデータやHPCなど、多様な用途・環境に対応可能なラインナップを持つ新しいレノボのサーバーは、最新のインテル Xeonプロセッサー E5-2600 v4製品ファミリーを搭載し、前世代のサーバーと比較してCPUパフォーマンスで最大44%の向上、コア数22%拡大、12%のメモリーアクセス高速化、最大23%のHadoopパフォーマンスの向上、30%のデータ暗号化における高速化を実現しているという。
発表された7シリーズの新製品は次のとおり。
■インテル Xeonプロセッサー E5-2600 v4製品ファミリー搭載モデル
・「System x3550 M5」「System x3650 M5」
System x3550 M5(1Uサイズ)/3650 M5(2Uサイズ)は、オールマイティなワークロードに対応するパフォーマンス、信頼性、拡張性、セキュリティーを備えたラック型サーバー。インテル Xeonプロセッサー E5-2600 v4製品ファミリー(最大44コア/サーバー)および12Gbps RAIDコントローラーのサポートにより、優れたパフォーマンスを発揮する。
・「ThinkServer RD350」「ThinkServer RD450」
ThinkServer RD350(1Uサイズ)およびThinkServer RD450(2Uサイズ)は、標準搭載されるThinkServer System Managerにより、WebブラウザーやPowerShellでのハードウェア障害の監視・通知、電源制御などの機能による優れた運用管理性を提供するコストパフォーマンスに優れた2ソケット・ラック型サーバー。
・「Flex System x240 M5」
Flex System x240 M5はミッションクリティカルに対応し、高集約率と高い管理性を備えた2ソケット・ブレード型サーバー。Flex System Enterpriseシャーシとの組み合わせで省スペースを実現、高速ネットワークに対応したバックプレーンによるノード間の高速通信により、ケーブリングにかかる作業も削減する。また、PCI拡張ユニットによりFlashストレージやGPUにも対応し、ストレージは最大12TBの容量を追加することが可能。
・「NeXtScale nx360 M5」
NeXtScale nx360 M5コンピュート・ノードは、高さ1U、幅がEIA 19型ラックのラック・スペースの半分(ハーフワイド)の独特なフォームファクターで、コスト効率とエネルギー効率に優れ、コンピューティング、I/O、ストレージ、アクセラレーションなどのさまざまな機能に対して高いサーバー密度とパフォーマンスを提供、ビッグデータのようなモデリング、シミュレーション、アナリティクスなど、幅広いワークロードに対応する。
■インテル Xeonプロセッサー E3-1200 v5製品ファミリー搭載モデル
・「System x3250 M6」
最新のインテル Xeonプロセッサー E3-1200 v5製品ファミリーや高性能低消費電力のDDR4対応メモリー(最大64GB)、大容量の内蔵ストレージと高い管理機能や信頼性向上機能を搭載できるSystem x3250 M6は、リモートオフィスや流通などの中小規模システムに必要とされるemailやファイル共有、プリントサーバーや小売店のPOSなどのインフラに最適なコンパクト設計の1Uエントリー・ラック・サーバー。