この製品は、パソコン内に隔離されたセキュアなコンテナを生成することによりインターネットアクセス環境を分離し、インターネットからの標的型攻撃やマルウェア感染などの影響をコンテナ内に封じ込める。万一、マルウェアに感染しても情報漏えいの心配はなく、コンテナを初期化することで簡単に完全除去が可能だという。
また、既に業務で利用中のパソコンに「SecureSoft i-コンテナ」をインストールし、管理サーバなどを設置するだけで導入できるため、大幅なシステム改修が不要で、低コスト・短期間での導入が可能だとしている。
なお、マイナンバーなど重要データの取り扱い環境を分離できるシリーズ製品「SecureSoft S-コンテナ」も近日中の販売を予定している。
「SecureSoft i-コンテナ」の特徴は次のとおり。
1. 社内ネットワークからインターネット接続のリスクを分離
・インターネットアクセス環境をコンテナとして隔離することで、インターネット経由のマルウェア感染などの影響をコンテナ内に封じ込める。これにより、社内ネットワークからインターネット接続リスクが分離され、社内ネットワークからの情報漏えいを防止。
・業務上、コンテナ内外で特定のファイルの持ち出しや持ち込みが必要な場合は、ワークフローによる申請・承認により制御することも可能。
2. マルウェアに感染しても簡単に完全除去
・インターネットアクセス環境(コンテナ)がマルウェアに感染しても、コンテナを初期化することで完全除去が可能。
3. 低コストかつ短期間での導入が可能
・サーバやネットワークなどの大幅なシステム改修は不要なため、低コストかつ短期間での導入が可能。
・コンテナ外のローカル環境は今までどおり利用でき、利用者の使い勝手を変えずに導入可能。
4. 組織のセキュリティポリシーの徹底が可能
・サーバで一括管理し、各クライアントの設定をサーバから強制適用することで、容易に組織のセキュリティポリシーを徹底することが可能。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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