マイクロソフトが提供するMicrosoft Azure ExpressRoute接続は、一般的なインターネット接続よりも信頼性が高く、高速で、待ち時間が短く、セキュリティの高い接続を提供する。これにより、機密性の高いデータを扱うシステムや、容量が大きいデータを扱うようなシステムをクラウド化する場合に課題だった安全性や通信速度の課題を解決することができるという。
今回、SBTではソフトバンクと連携した「Azure ExpressRoute簡単導入パック」の提供により、契約窓口を一本化して、Microsoft Azureに高速で安全に接続させることが可能になる。さらに、SBTがこれまで提供してきたMicrosoft Azure上でのサービスやシステム開発までワンストップで提供する。
ExpressRouteを利用する場合、ExpressRouteの事前設定、回線業者との契約・回線の設定、ネットワーク機器の準備なども必要となる。これらの作業には手間と時間がかかり、また、接続回線側との調整も必要になる場合がある。このサービスでは、SBTがこれらの作業をワンストップで提供するため、導入時の負担を軽減することができるとしている。
サービス内容は次のとおり。
- 導入:各種回線手配/終端ルータ構築、設置作業/Microsoft Azure側プロビジョニング作業
- 運用:ExpressRouteの提供サービス/終端ルータの監視保守
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア