このカンファレンスは、サイバーセキュリティに関するステークホルダが一堂に会し、それぞれの産業セクタやリージョンにおける取り組みの活動報告を交えつつ、日本が世界のサイバーセキュリティ向上に対してなしうる貢献、および世界のサイバーセキュリティ目標と、世界各地における現状とのギャップ分析などについて議論するという。
また、行動計画やアジア・アフリカ圏との連携などについても展望するカンファレンスとなることをめざすとしている。同時に、カンファレンスの収益金はすべて、「山口英先生とともにMSA研究を支援する会」への寄付に充てるチャリティカンファレンスでもあるという。
SGR2016実行委員長である奈良先端科学技術大学院大学の門林雄基准教授は、「今こそ、産業セクタやコミュニティごとの取り組みを持ち寄り、ポジショントークではない、垣根を越えた情報共有を目指そうではありませんか。互いを批判することなく、ベストプラクティスも失敗談も共有しようではありませんか」と呼びかけている。
なお、「SGR2016」とは、Security Groups RoundtableやSecurity, Governance and Resilienceなどを多義的に表す頭文字で、「スグル」とも読めるという。
■開催概要
- 会場: 御茶ノ水 ソラシティ・カンファレンスセンター
- 日時:2016年9月23日 9:30~18:30(ナイトセッションも計画中)
- 参加費用:参加者 1名=1万円(税別)
- 参加募集人数:200名程度
- 詳細と申込み:Webサイト