SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

EnterpriseZine Day Special

2024年10月16日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

エンタープライズストレージシステム市場、サービス利用へのシフトが鮮明に――IDCが支出モデル分析

 今回の調査では、ストレージ容量の観点で外部サービス利用へのシフトを調査した。保有ストレージ総容量に占める外部サービスの割合について、パブリッククラウドサービス利用者では「50%以上」とした回答の比率が13.5%だった。また、プライベートクラウドサービス利用者では「50%以上」とした回答の比率が22.7%だった。

 特にプライベートクラウドサービスでは、ITインフラストラクチャにおける共通基盤として利用されるケースが多く、外部サービスで管理されるストレージ容量の割合が高い結果になったとIDCでは分析している。サービス利用へのシフトが進む理由には、ストレージ運用管理コストの削減、柔軟な拡張性、迅速な導入/構築などがある。

 デジタルトランスフォーメーションの実現を支えるプラットフォームとして、ITインフラストラクチャの柔軟性や伸縮性を高めることが重要となっている。柔軟性を高めるには、サービス利用へのシフト、中でもクラウドサービスの利用が選択肢になる。

 また、オンプレミスにおいても、ハイパーコンバージドインフラストラクチャなどによって、柔軟性の高いITインフラストラクチャを構築できることに加え、リースや従量課金モデルといったファイナンスオプションを採用することで、支出モデルの柔軟性を高めることが可能だ。

 IDC Japan エンタープライズインフラストラクチャ マーケットアナリストの宝出幸久氏は、「クラウドをはじめとするサービス利用へのシフトやファイナンスオプションの採用によって、支出モデルのトランスフォーメーションを進め、柔軟性の高いITインフラストラクチャを実現すべきである」と述べている。

参考資料:保有ストレージ総容量に占める外部サービスの割合(作成:IDC Japan)  

 今回の発表は、IDCが発行したレポート「2016年 国内エンタープライズストレージシステム市場 支出モデルのトランスフォーメーション分析」にその詳細が報告されている。このレポートでは、国内エンタープライズITインフラストラクチャ市場および国内エンタープライズストレージシステム市場における支出モデルのトランスフォーメーションについて分析している。クラウドを始めとするサービス利用へのシフト、リースや従量課金モデルといったファイナスオプションの動向やSoftware-Defined Storageの与える影響について考察している。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/8623 2016/10/27 15:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング