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日本オラクル、シームレスなクラウド連携が可能な初の仮想テープ・ストレージ製品を提供開始

  2016/11/09 14:45

 日本オラクルは、メインフレームおよび異種混在環境のシステム向けに高度なセキュリティと拡張性を備えた新しい仮想テープ・ストレージ製品「StorageTek Virtual Storage Manager(VSM)7 System」の提供を開始すると発表した。

 「StorageTek VSM 7 System」は、パブリック・クラウドに対する直接的で最大限に自動化されたストレージ階層化機能を提供するという。さらに、オラクルがIaaSとして提供する「Oracle Storage Cloud Service - Object Storage」および「Oracle Storage Cloud Service - Archive Service」とシームレスに統合できるように設計されている。これにより、クラウド・ストレージに対して、オンプレミスのストレージと同様にアクセスすることが可能になるという。

 従来のデータ保護ソリューションは、オンプレミスのシステム上で急増するデータに対応するように設計されていたが、「StorageTek VSM 7 System」は、まったく異なる設計思想に基づき開発されている。

 パフォーマンスの向上、容量の増加、より高度な拡張性といった中核の機能は重視しながら、さらに、市場のニーズに応えるためクラウドでのストレージ階層化の機能を開発し、メインフレームのユーザーがクラウドの経済的メリットを活用できるようになるという。

 「StorageTek VSM 7 System」の主な特徴は次のとおり。

 ・パフォーマンスと拡張性

 過去世代のVSMシステムとの完全なデータ交換をサポートし、富士通のOSIV/MSPならびにIBM z Systems双方のメインフレームに接続することができるデータ保護ソリューション。34倍の容量、256台の「StorageTek VSM 7 Systems」への極めて高い拡張性、データ重複排除、クラウドでのストレージ階層化の機能を提供し、メインフレームおよび異種混在環境のストレージのユーザーに追加容量へのオンデマンド・アクセスを提供する。

 ・セキュリティの強化

 オラクルの最先端プロセッサ「SPARC M7」を搭載し、パフォーマンスを損なうことなく保存済みデータと着脱式テープ・メディアにワイドキー暗号化機能を提供し、データ保護には、「SPARC M7」のセキュリティ機能である「Silicon Secured Memory」を使用。

 ・可用性

 オンプレミス側から「Oracle Cloud」にデータ保護ソリューションを提供し、メインフレームのストレージと異種混在環境のストレージのすべての要件に一元的に対応できる。ポリシーを設定することで、外部ディスク・ストレージから低コストのオフサイト・クラウド・ストレージにファイルを自動的にコピーまたは移行できる。

 クラウドでのストレージ階層化機能により、オンプレミスに導入した「StorageTek VSM 7 System」から「Oracle Storage Cloud Service」または「Oracle Storage Cloud Archive Service」へのエンド・ツー・エンドの可視性と診断のメリットを得ることができる。

 ・ディザスタリカバリー

 完全自動のディザスタリカバリーを実現。リモートサイトにメインフレームが必要なくなるため、コストは大幅に削減され、デプロイが合理化される。個々のコンプレックス間の電子データ共有、クラスタリング、レプリケーション、「Oracle Cloud」へのディザスタリカバリーにより、シンプルで柔軟なオプションが豊富に提供される。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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