「Dbvisit Standby」は、Oracleデータベースのアーカイブログ情報(データの変更差分情報)を定期的に遠隔地に転送することにより、災害・障害時のデータ損失を極小化することが可能となり、ビジネスの継続を実現するという。
最新版は、GUIにセントラルコンソールが新たに導入され、操作性が向上、複数のスタンバイ・データベースの一元管理が可能になった。また、スタンバイ・データベースがOracle RACの場合の構築・運用機能を強化したという。
最新版で追加された主な機能は次のとおり。
- セントラルコンソール:Webインターフェースで簡単に複数の構成を管理
- スタンバイ・データベースがOracle RACの場合の構築・運用機能を強化
- Oracle Database 12cのプラガブル・データベースをサポート
- 既存のスタンバイ・データベースから、スタンバイ・データベース作成をサポート
- APIを強化:80以上のコマンド行インターフェースをサポート
- スタンバイ・データベースのSCN、またはTimestamp指定のリカバリをサポート
- Switchoverのパフォーマンスが向上

■対応環境
- Oracleデータベース:11gR2~12c(32 & 64bit version)
- Oracleエディション:Oracle Enterprise Edition、Standard Edition(SE、SE1 & SE2)、Oracle Express Edition
- ストレージ:ASMファイルシステム
- OS:Windows:2008(64bit)以上、Linux:Intel & AMD(64bit)、Unix:AIX / Solaris(対応予定)
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア