FalconStor Software,Inc.は4日、新製品としてファイルベースのデータ重複除外システム「FIDS (File-Interface Deduplicatoin System)」の発表を行なった。
FIDSはブロックレベルの重複除外ソリューション。バックアップレポジトリとしてネットワーク共有インターフェースを提供する。同ソリューションを利用することによりスペースを節約できるほか、データを効率的にディスクに書き込むための新たな選択肢が得られる。中小規模ユーザの場合は、ディスクtoディスクのバックアップ/レプリケーション機能を利用できるためコスト削減、利益の向上を実現できるという。
FIDSの主な機能は以下の通り。現在はベータテストを実施しており、2009年第1四半期での出荷を目指している。
- ブロックレベルの重複除外のためのCIFS/NFSファイルインターフェース
- 重複除外レポジトリへのファイルレベルでの即時アクセス
- 各種サードパーティのバックアップソフトウェアに最適化
- グローバル重複除外のためのN対1のレプリケーション機能
- VMwareおよびMicrosoft Hyper-Vに対応したバーチャルアプライアンスとして導入可能
また、仮想テープライブラリ「FalconStore VTL」の機能拡張と高速接続サポートの開始についても同日発表した。