インサイトテクノロジーでは、マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)、プラガブル・データベース(PDB)環境のデータベース監査の需要増加や、Oracle12c Release 2からCDB/PDBがOracle社の推奨する標準構成となることをうけ、これまで多くのOracleデータベースへ導入実績のある「PISO」をOracle12cのマルチテナント機能に対応することにしたという。
「PISO」のOracle12cマルチテナント対応では、マルチテナント機能の特徴である、PDBの独立性を活かし、PDB単位での監査が可能となる。また、PDBのUnplug/Plug時にも継続した監査を可能にするという。
マルチテナントを採用した環境でも、J-SOXやPCI DSSといった各種法規制に対応したデータアクセス監査、リアルタイム監視による内部情報漏洩の抑止と不正アクセス検知を実現できる。
「PISO」は、SOX法、HIPAA、DISA、PCI DSSなどに対応した、情報漏洩を防ぐためのデータベース監査ツール。企業のデータベース監査基準に沿ったログを記録し、あらゆる監査報告書に対応できるレポーティングを作成する。また、リアルタイムモニタリング機能により、データベースに対するアクセスや操作を全てリアルタイムに監視し、監視ルールに違反したアクセスや不信な操作を検出することで、情報漏洩の抑止効果が期待されるという。