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テラデータ森氏、IBMから移籍しアナリティクス新組織へ参画の理由を語る

企業のIT投資は二極化

日本テラデータ 代表取締役社長 吉川幸彦/執行役員 アナリティクス・ビジネス・コンサルティング本部 本部長 森英人

日本テラデータ 代表取締役社長 吉川幸彦氏、
執行役員 アナリティクス・ビジネス・コンサルティング本部 本部長 森英人(写真左から)

 初めに日本テラデータの吉川社長は、新組織「アナリティクス・ビジネス・コンサルティング本部(ABC)」がグローバルに展開する戦略部門であることを述べ、同組織に着任した森英人氏を紹介した。

 森氏は前職のIBMでは、ビッグデータ分析製品Netezzaなどの製品を担当し、この1月1日付でテラデータに移籍した。その理由をこう語る。

 「企業の投資は二極化している。 Amazonのように徹底的に安く当面利益を追求しないビジネスモデルと、セールスフォースのように安売りせず、買わざるを得ない価値を提供するビジネスモデル。このどちらかしか勝ちパターンはない」(森氏)

 顧客は、効率化優先の定型業務は安いコモディティで行い、他社と差別化する先進ビジネスにだけお金を払うという状況の中で、データ中心のアプローチで35年以上アナリティクスの経験を蓄積してきたテラデータが優位にあると考えたのだという。

 テラデータは以前のデータウエアハウス専業ベンダーから業態を拡大し、ここ数年は「UDA=Unified Data Architecture」を掲げアナリティクスの領域を買収やオープンソースへの取組みなどを展開してきた。

 現在は自社製品だけにこだわらず、顧客のビジネスへの貢献と成果を目的にコンサルティングからソリューションまでを提供している。森氏によれば、ここ数年の買収やOSSへの取り組みの成功は、2017年のガートナーのマジック・クアドラントで証明されているという。「キャッシュ率や規模でははるかに小さいテラデータが、オラクルやMSと並んでリーダーのポジションにあり、IBMやSAPを凌駕していることは驚異的」と語る。

 テラデータが今後アナリティクス・コンサルティング領域に本格的に参入するとはいうものの、戦略系のコンサルティングファームなどとは競合しないと森氏は語る。

 「テラデータの強みは、実装部分のエンジニアリングの領域。上流のコンサルティングから最終フェーズの構築・実装までをエンド・トゥ・エンドで担えること」(森氏)

 特に強みは、豊富に蓄積されたアナリティクスのユースケースの適用であり、豊富な成功事例をまとめた「ビジネス・バリュー・フレームワーク(BVF)」だという。

 「ユースケースといっても単なる事例集ではなく様々なノウハウの集積。お客様の工場までいってデータの検証までをおこなうこともある」(森氏)

アナリティクスのメソドロジー「RACE」を提供

 こうしたフレームワークを用いる方法論として、「RACE」(Rapid Analytic Consulting Engagement)がまとめられた。RACEは、(1)ユースケースの特定と適用(2)プラン作成(3)評価という一連のプロセスを回していくというもの。RACEとビジネス・バリュー・フレームワーク(BVF)はすでに提供を開始しているという。さらにデータサイエンティストから経営層までの教育も行っていくという。

 今回のビジネス・アナリティクス・コンサルティング本部の始動とアナリティクスの方法論の発表により、テラデータはアナリティクスの上流面を格段に強化した。「最終的にはコンサルティングになるのではなく、製品ベンダーとして技術的な部分への目利きを重視していく」ことを森氏は強調した。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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