「EDI-Master TRAN for ANYs」は、汎用データフォーマット変換ソフトウェアとして、企業間で交換されるEDIデータを社内システムに連携させるためのフォーマット変換はもちろん、社内外の異なるシステムやアプリケーション間のデータ連携も実現できるという。
「EDI-Master TRAN for ANYs」は、CSV、テキストファイル、データベースなどさまざまなフォーマットを相互変換することができ、EDIにおける取引先とのデータ変換や自社システム間でのデータ連携に用いることで、システム連携時のインターフェース改修を最小限に抑えることができる。
また、 フォーマット変換に加え、文字コード変換や四則演算、データ置換、丸めなどの特殊処理も標準で搭載している。複数ファイルの同時変換や1ファイルから複数ファイルへの分割にも対応しており、既存システムから新システムへのデータ移行ツールとしても活用することができるという。
新バージョンではユーザーインターフェースを刷新し、ユーザーから要望の多かった機能を重点に機能強化を図り高い生産性と操作性を実現した。変換設定作成では、「ウィザード」によるテンプレート作成と「ループマッピング」による直感的なマッピング操作が可能になった。
また、変換設定では「外部データ貼付け」機能を追加し、手入力作業をすることなく手持ちのレイアウト資料(Excel)から項目の貼り付けが可能になった。これらの設定に難しい知識は不要なため、前バージョンと比較し設定時間を最大3分の1に短縮することができるとしている。
「EDI-Master TRAN for ANYs」新バージョンの主な特徴は次のとおり。
1. ユーザーインターフェースを刷新
必要な情報を1つの画面で設定・確認ができるインターフェースになり、より直感的な操作が可能になった。
2. 生産性が向上した変換設定機能
設定を作成するにあたり、生産性向上につながる新機能を搭載。新
- 新規作成ウィザード:ウィザードに従うことで、入出力ファイルレイアウトのテンプレートを作成できる。外部データ貼り付け機能と合わせることによって、ファイルレイアウトを簡単に作成することができる。
- 外部データ貼り付け:項目名、バイト数、属性の3項目について、入出力ファイルレイアウト資料(Excel)から項目の貼り付けができる。
- 一括マッピング:複数の入出力項目の紐づけ(マッピング)を、ボタン1つで行うことができる。同名と順番の2パターンでマッピング可能。
- ループマッピング:階層の異なるレイアウト間の変換定義を、ドラック&ドロップで設定できる。
3. 設計書を自動作成
ボタン1つで変換定義の設計書をExcel形式で自動作成することができる。