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ウイングアーク1st、情報活用ダッシュボードの最新版「MotionBoard Ver.5.7」を発表

 「MotionBoard」は、企業内のあらゆるデータを多彩な表現で可視化する情報活用ダッシュボード。専門知識を必要とせずにノンプログラミングでダッシュボードを作成できるユーザビリティ、豊富なチャート表現、スマホやタブレットでいつでも情報を入手できる機動力を備えているという。

 BIツールとして他に類を見ないIoT(Internet of Things)データのリアルタイム可視化や地図データの標準搭載など、さまざまなビジネスでの素早い判断と次のアクションにつなげられる環境を提供するという。

 最新版の主な特徴は次のとおり。

 ・今その瞬間を知る「リアルタイムアラート」:センサーや業務で発生するさまざまなデータを監視し、リアルタイムに通知。新しいアラート機能は、ダッシュボードごとに秒単位でチェックし、設定したしきい値を超えたタイミングでメール通知・プログラム連動などの処理を自動実行することができる。担当者が常にダッシュボードを確認する必要はない。

 ・圧倒的な地図表現:従来から提供していた地図(OpenStreetMap、MapFan、Mapion)に加え、新たにESRI(ArcGIS)とMapboxを標準で搭載。これにより、豊富なパターン(航空写真・地形等)で高精細な地図を、グローバルレベルで利用できる。

 ・階層ツリー表示が可能に:ビジネス上で発生するデータを、階層ツリー表現で簡単にダッシュボードへ表示。また、枝葉の項目から利用されている親項目を逆に調べることも可能。例えば、製造業の現場で使われる部品表(BOM:Bill Of Materials)の表現が可能になる。

 ・管理図分析の強化:管理図分析においてJIS規格(JIS Z 9021)を準拠した連続上昇、下降や、管理線をしきい値にした8種類のアラートを設定することができる。現場に合わせた任意の値も設定できる。また、管理線の表現を強化した。

 ・複数のデータソースをMotionBoardで結合する「MotionBoard View」:「MotionBoard View」は、複数の異なるデータソースを一つのデータソースとして結合する機能。分散されたシステムの分析を実現する上で必要な、複数データソースの統合が実装しやすくなる。

 ・R言語との連携による高度かつ多彩なデータ分析:「MotionBoard」がR言語と連携することで、今までは事前処理や、他システムで処理する必要があった高度な分析や計算を、「MotionBoard」上で表現できるようになった。

 ・ストリーミング再生に対応:RTMPを利用したストリーミングによる動画再生ができる。「リアルタイムアラート」のメール通知で受け取った後、現場の状況を監視カメラ等でリアルタイムに確認できる。

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