エルテスでは、早くからソーシャルメディアのリスクに着目し、24時間365日体制でAIと目視によってリスク投稿を検知するモニタリングサービス等を提供してきたが、大容量データをさらに高速に解析し、高い精度でリスク検知技術・ソリューションをユーザーへ提供するため、世界水準の技術を有するマイクロソフトのAI技術であるMicrosoft Azureの機械学習(Azure Machine Learning)を採用するという。
また、視覚・聴覚・声といった人間の自然な認識技術をAPIで提供する「Microsoft Cognitive Services」を実装することで、テロ・犯罪検知事業を展開していくという。
このソリューションの開発に際し日本マイクロソフトより支援を受け、今後マーケティング・販売活動を連携していくとしている。
エルテスでは成長戦略の1つとして、テロ・犯罪検知事業の開発・展開を掲げている。犯行前にソーシャルメディア上で予告する投稿を行うなど、テロ・犯罪の予兆が見られるケースが近年増加しており、これを検知することが重要だという。
エルテスのもつリスク検知技術に、マイクロソフトの言語を文脈から理解してアプリケーションが対応可能にするLanguage Understanding Intelligent Service(LUIS)や顔認識や画像解析技術を活用することで、多言語対応したテロ・犯罪検知事業の拡大とグローバルへの展開を進めていくとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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