「L2Blocker」と「ISM CloudOne」を連携することで、「ISM CloudOne」で管理している機器などのIT資産情報を「L2Blocker」と共有し、管理されていない端末を検出することができる。また、利用を認めていない端末や外部メディアを社内ネットワークに接続させない環境を構築することが可能となる。
また、「L2Blocker」と「ISM CloudOne」はいずれも、オンプレミス版とクラウド版の提供が可能になる。特に、このたびの連携により、双方の製品においてクラウド版での提供が可能となるため、インフラの管理工数を削減しながらも強固なセキュリティ対策をクラウド環境で実現することが可能となる。
「ISM CloudOne」は、中小企業から大企業まで幅広い企業でも利用できるクラウド型クライアント管理セキュリティプラットフォーム。社内だけではなく、社外(外出時、出張時)や、支店、海外拠点など多様な環境においてPCやスマートデバイスのセキュリティを一元管理する。また、エンドポイントのセキュリティ対策・維持に有効な自動脆弱性診断や操作ログ取得機能を始め、リモートコントロール機能やファイル配布といった日々の運用業務も支援するという。
「L2Blocker」は、ネットワーク内のARPパケットを読み取り、不正端末のアクセスを検知、遮断するシステム。不正端末の検知・遮断はWindowsのPCだけでなく、MacやLinux、Unix、またはiPhoneやAndroid等のスマートフォン・タブレットなどの幅広い端末に対して有効だという。