パロアルトネットワークスは、3月7日に最新の脅威に対応した独自OSの最新版となる「PAN-OS 8.0」と、新しい製品ラインナップとして、PA-5200シリーズおよびPA-800シリーズ、PA-220を発表するなど、日本市場への取り組みを強化している。
ラックが運営する日本最大級のセキュリティ監視センターJSOCは、2013年4月よりパロアルトネットワークスの製品を対象にMSSを提供しているが、8月より最新機種であるPA-5200シリーズおよびPA-800シリーズ、PA-220など新モデル次世代ファイアウォール製品群に対応するという。
また、7月1日には、JSOCやサイバー救急センター、サイバー・グリッド研究所が調査した脅威情報を基に開発された、ラック独自の防御シグネチャである「JSIG」(JSOCオリジナルシグネチャ)を、従来のパロアルトネットワークスの次世代ファイアウォールに提供を開始する(新機種、PAN-OSの新バージョンに対しては随時対応予定)。これにより、パロアルトネットワークスが提供する最新かつ高度な防御技術と、ラックが提供する日本国内特有の攻撃に対する防御技術を連携した効果が期待できるとしている。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア