最新版の「Isilon」は、メディア&エンターテインメント、ライフ サイエンス、ファイナンシャルサービスなど、幅広い業界を通じて高い要件が求められるファイルアプリケーションをサポートできるように設計されたオールフラッシュ、ハイブリッド、アーカイブのコンフィギュレーションを提供するという。
最新版の最大の特徴である新しいハードウェアアーキテクチャは、「Isilon」プラットフォームに新たなレベルのパフォーマンスとスケーラビリティをもたらすという。現行モデルの「Isilon」プラットフォームと比較して最大6倍のIOPS、11倍のスループット、2倍の容量を提供する。これは、最も近い競合製品と比較した場合、9倍のIOPS、18倍のスループット、21倍の容量に相当するとしている。
また、最新版の「Isilon」では、新しいモジュール式の設計によって、ユーザーはニーズの拡大に合わせてパフォーマンスや容量を個別にアップグレードしていくことができる。さらに、超高密度化によって、データセンターの効率が最大75%向上するため、データセンターの電力、冷却、スペースなどの要件に関連する運用コストも大幅に削減することができるという。
他の「Isilon」プラットフォームと同様に、最新版でも「Isilon OneFS」オペレーティングシステムを基盤にしているため、卓越したストレージ効率、堅牢なデータ保護、強力なデータ管理機能を提供するという。最新版は、既存の「Isilon」クラスタへシームレスに統合でき、新たなクラスタとして実装することも可能だ。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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