SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

2016年度のWeb改ざん検知/変更管理市場は前年度比17.1%増の2桁成長、今後も拡大継続――ITR発表

 国内Web改ざん検知/変更管理市場の2016年度の売上金額は14.4億円、前年度比17.1%増となった。近年、Webサーバ(Apache)の脆弱性をついたWeb改ざん事件が増加傾向にあり、それに伴う被害も深刻化しつつある。

 企業においては標的型攻撃対策の1つとして、ITシステムへの変更管理および可視化を行い、改ざんされたシステムやWebサイトを早期復旧するとともに、被害状況の正確な把握、改ざんの原因究明を目的とした、Web改ざん検知/変更管理製品へのニーズが高まっている。このような背景から、今後も市場の拡大が予想され、同市場のCAGR(2016~2021年度)は13.1%の高い伸びを予想している。

Web改ざん検知/変更管理市場規模推移および予測

 ITRのシニア・アナリストである大杉豊氏は、「昨今の高度なサイバー攻撃に対しては、アタックサーフェス(攻撃されるポイント)をできる限り削減する脆弱性管理などの対策と、攻撃されることを前提としたダメージコントロールとレジリエンス力(回復力)対策が求められています。2020年の東京五輪に向けた企業価値向上および企業防衛の一環として、国内企業のコーポレートサイトや金融などの商用Webサイトにおいて、あらゆる地域からの多様な攻撃に対処するためにWeb改ざん検知/変更管理製品の需要がより一層増すと予測しています」とコメントしている。

 今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート「ITR Market View:サイバー・セキュリティ対策市場2017」に詳細を掲載している。レポートには、ファイアウォール/UTM、WAF、DDoS対策、ネットワーク/プラットフォーム脆弱性管理など全10分野を対象に、国内45ベンダーへの調査に基づいた2015~2016年度売上げ実績および2021年度までの売上げ予測を掲載している。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/10144 2017/11/30 14:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング