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Zabbix、ITインフラ運用の基盤となるオープンソース監視ソフトウェア「Zabbix 4.2」をリリース

 「Zabbix」は、ネットワーク・サーバー・ネットワーク機器・サービス・その他のITリソースの監視・追跡を行うために開発されたエンタープライズクラスのオープンソースのモニタリングソリューション。

 「Zabbix 4.2」では、新たに複数のOSプラットフォーム用の公式パッケージを追加し、プロキシ(分散監視)の機能強化や大規模な環境やクラウド環境においても効果的に監視が行えるように機能強化をしたという。

「Zabbix 4.2」の特徴

 「Zabbix 4.2」では、RaspberriPi、SUSE Enterprise Linux Server用の公式パッケージ、Dockerイメージを新たに公開した。

 同じデータを連続で受信した値を保存せずに監視データをより効率よく保存することができるようになり、Zabbixプロキシ上で保存前処理を行えるように機能強化を行っている。

 大規模な環境でもZabbixサーバに負荷をかけずに毎秒数100万の監視データを収集できるようになり、ミッションクリティカルな監視要件にも対応することが可能だという。

 時系列DBであるPostgreSQLのTimescaleDBにも対応。大量の監視データを保存する場合に問題となりやすいデータベースの負荷を抑えることができ、データベースの複雑なチューニングや管理を行うことなく、効率よくデータを保存することができる。

 また、他の監視ツールの連携として、最近クラウド監視ツールとして注目されているPrometheus(プロメテウス)のexporterに対応し、exporterから監視データを収集することができる。

 その他にもテンプレートやホストレベルでタグを指定できるようになり、テンプレートを適用したホスト、もしくはホストのすべての障害に共通のタグ付けができるようになった。スクリーンをダッシュボードに統合し、ウィジェットの拡大縮小などの編集機能も強化した。

 マップのアニメーションGIF対応や障害通知にHTMLフォーマットのメールを送信できるようにもなり、細かな機能追加や改善を行った。

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