「CloudHealth」は、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)など、複数のクラウドを使用するマルチクラウド環境を統合的に管理して優れた可視性で「利用コスト」や「セキュリティポリシー」を最適化するSaaS型のサービスになる。
「CloudHealth」は、VMware社のパートナープログラム「VMware Cloud Provider Program(VCPP)」でVMware社とMSP契約を締結したパートナーのみが提供可能なサービス。そこで問題になるのは、独自の「サービス規約」や「サポート提供」といった契約要件がハードルになることだという。
今回、ネットワールドがCloudHealthのMSP契約を締結することで、パートナー自身がMSP契約を締結することなく、ネットワールドのCloudHealthおよびサポート体制を活用したサービスをエンドユーザーに提供することが可能になる。
ネットワールドが提供する「CloudHealth」のサービスと支援
以下のサービスを提供するとともに、「CloudHealth」のノウハウをパートナー各社と共有することで、パートナー自身がMSPになるための継続的な支援を提供。
・CloudHealth by VMware PoC支援サービス
CloudHealthを効果的に評価するためのシナリオとPoCにおけるスコープを定義し、初期セットアップや操作のレクチャー、期間中のQA対応、および終了後のレビューを行う。CloudHealthの効果的なPoCをサポート。
・CloudHealth by VMware 導入支援サービス
顧客企業のシステムをスムーズに構築するため、CloudHealthを熟知したスタッフによるコンサルティングサービス、および技術者によるシステム導入支援を有償サービスとして提供。
・CloudHealth ネットワールドヘルプデスクサービス
CloudHealthのサポート窓口として、ネットワールドのWebポータル「TEC-World」を通したインシデント制のヘルプデスクサポートを提供。