リアライズは、5月22日に「顧客データマネジメントBasic」の提供を開始した。このサービスは、企業がデータ活用を行う際に欠かせないデータマネジメントに関する取り組みのうち、顧客データに関するメニューを厳選したものとなる。
「顧客データマネジメントBasic」では、ユーザーのデータ活用目的や業務を踏まえた上で、「データ統合」「データ整備」「データ運用設計」などを企業ごとに設計する。顧客データの活用にあたり、最低限必要で基本的な取り組み内容にフォーカスすることで、短期間で顧客データを活用可能な品質に引き上げられる。
同サービスによって、ユーザーはデータの準備に時間をかけることなく、分析や企業活動を行うことができる。また、初期構築後の定期サポートメニューも用意されており、データ運用上の新たな課題や、システム更改によるデータ運用の見直しといった相談も受け付ける。
同サービスは、初期設計、初期データ構築、データ運用に向けた設計、運用サポート(オプション)で構成されている。初期設計からデータ運用に向けた設計までの期間は2か月で、費用は300万円程度(ツール利用料金は含まれない)。

なお、同サービスはSansanの事業戦略「Sansan Plus」における、同社とのアライアンス「Sansan Plus Integration」のメニューでも提供を予定している。同メニューでの提供時には、データ統合ソリューション「Sansan Data Hub」の導入コンサルティングを行う。
また、より深くデータマネジメントに取り組みたい企業には、別途「データマネジメントソリューション」を提供する。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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