創業70年を超える音響機器大手のフォスター電機は、ERP(統合基幹業務システム)を米グーグルのクラウドサービスGoogle Cloud Platform(GCP)へ載せ替えた。2020年5月から運用を始め、GCP上で欧州SAPのERPを運用する国内初の事例となった。プロジェクトではスピードを優先し、アプリケーションの大きな改修はせずに4ヶ月という短期間で移行を完了させた。迫る2025年の崖に向けてIT部門の余力を確保するためだ。移行を共におこなったのは、BeeX。クラウドの恩恵で運用負荷を1日も早く減らし、2025年の崖に備える。
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広田 望(ヒロタ ノゾム)
物書き、工学学士(応用化学)、理学博士(物理学)
日経BPに入社し、日経コンピュータ記者や日経ビジネス記者を経験。2019年6月にAIベンチャーへ転職し、深層学習を組み込んだサービス開発や人材開発に従事した。※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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