米現地時間7月22日、Veeam Software(以下、Veeam)は、2021年第2四半期の業績を発表した。
2021年度第2四半期ハイライト
- 「Veeam Backup & Replication v11」は、第1四半期にリリースされて以来、22万以上のユーザーにダウンロードされている
- 「Veeam Backup for Microsoft Office 365」は、2021年度第2四半期に58%増の成長を記録。ダウンロード数は18万9,000回、有料契約ユーザー数は660万となった
- 100万ドル以上の大口取引件数は、前年同期比で195%増
- 2021年度第2四半期に過去最大のAWS案件が成立した
- VeeamとHewlett Packard Enterprise(HPE)、Cisco、NetApp、Lenovoとのテクノロジーアライアンス再販契約は、前年同期比で27%増の成長を記録している
- 「Veeam Universal License(VUL)」は、第2四半期の新規コアトランザクションの約4分の3近くを占め、前年同期比62%の成長を記録した
- 本年6月に連邦政府向けに特化した新しい子会社「Veeam Government Solutions(VGS)」の設立を発表。同社は、ワシントンD.C.に本社を置き、米国連邦政府が信頼する米国内の第三者機関による独立した検証と、米国連邦政府の信頼性をデータ保護ソフトウェア・ソリューションの包括的なポートフォリオを提供している
- ガートナーの2021年エンタープライズバックアップおよびリカバリソリューションのマジック・クアドラントにおいて、5回連続で業界リーダーに選出され、実行能力は2年連続で最高評価を獲得
同最高経営責任者(CEO)兼会長であるビル・ラージェント(Bill Largent)氏は、「ランサムウェア攻撃の増加にともない、かつてないほど、データは企業の生命線となっています。事業目標達成並びに事業継続性を実現するための先進的データ保護の必要性により、Veeamの先見性が認められ、需要が高まっています。Veeamにとって、2021年度第2四半期も成長の四半期となりました。このたび2桁成長を14四半期連続実現したことは、特に現在の不安定なグローバル環境の中で、他の追随を許さない結果を示していると言えるでしょう。Veeamは、前進と成長を続けています。当社の40万社以上のお客様にシンプルで柔軟性があり、信頼性に優れた強力なデータ管理およびデータ保護ソリューションを提供するというコミットメントを引き続き掲げ、尽力してまいります」と述べている。
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