ディーバは、戦略・シナリオプランニング策定のためのグループ経営管理プラットフォーム「DIVA Empower」を8月にリリースすることを発表した。同製品は、英メタプラクシスが提供する財務情報BIツール「Metapraxis Empower」に、連結会計をはじめとしたグループ経営管理に関するノウハウを含めた製品だという。
DIVA Empowerの特長
- 自社の会計情報、PSI情報をシステムへ投入するだけで高度な経営分析を開始
- 商品・顧客・拠点などの多軸の損益分析・業績管理
- 予見されるシナリオごとに将来予測を行い、将来のシナリオを比較して意思決定が可能
- ROICシミュレーション等のシナリオ・インプットによる対話型でのシナリオ策定
- ディーバ社各製品とのデータ連携
同取締役 事業統括本部長の寺島鉄兵氏は、「将来の先行きが見通せなくなる一方で、企業価値向上のシナリオをステークホルダーに説明していく責務を負っている上場企業の経営者の悩みは深まっています。現場の細かな経営情報と、企業価値向上のための大上段のストーリーとの狭間に立つ経営者は、現場を理解しながらも、顧客数、単価、為替など業績に影響を与える要素を、枝葉を落としてシンプルに表現し、つかむことが必要です。DIVA Empowerは、そのような経営者の悩みに答えることのできる強力な経営管理基盤です」と述べている。
同社は引き続き「DIVA Empower」を通して、企業における攻めのグループ・ガバナンスの実現を支援していくという。