米現地時間9月16日、Zuora Japan(以下、Zuora)は、新たな統合収益化ソリューション「Unified Monetization」を発表した。
本ソリューションにより、企業はあらゆるものをサービスとして収益化できるとしており、以下のようなサービスが考えられるという。
- バーチャル会議のライセンスとウェブカメラやインストールサービスを統合するTelecommunication as a Service(テレコミュニケーション・アズ・ア・サービス)
- 電気自動車(EV)とEV充電サービスを統合するMobility as a Service(モビリティ・アズ・ア・サービス)
- ストリーミング動画とライブイベントのチケットを統合するContents as a Service(コンテンツ・アズ・ア・サービス)
また、同社は「Zuora Central Platform」に関して、以下の新機能強化も行ったとしている。
- コーディング時間を最大80%削減して、最大5倍のスピードで新たなアプリケーションを立ち上げられるようにする、新たなソフトウェア開発キット(SDK)
- 完全に設定可能なユーザー体験によりビジネスユーザーのアプリ内生産性を引き上げる、新たな設定可能UI
- Zuoraの導入を最大30%高速化する、新たなITツール
同プロダクトおよびエンジニアリング最高責任者を務めるSri Srinivasan氏は、「次世代のビジネスを変革するためにはサブスクリプションが不可欠ですが、それだけが唯一の選択肢ではありません。最高のサブスクリプション体験を実現するために、企業は定期、利用、ワンタイムオファーを組み合わせた新しい方法で提供をすることを目指しています」と述べている。
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