デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ リスクサービス(以下、DTRS)は3月1日、ファッズの全株式を取得したと発表。これによりファッズは、同日付でDTRSの完全子会社として同グループに加わり、あわせて社名を「デロイト トーマツ プロダクト&テクノロジー株式会社」に変更した。
ファッズは2008年に設立。業務系ソフトウェアの開発実績を持つメンバーが、中堅・中小企業向け市場と大手企業向け市場の両方において、幅広い業務分野のシステム開発、およびERP製品の開発を国内トップベンダーと行ってきたという。また、グローバル展開を行う企業に対して、複数国間にまたがる業務を効率化する会計ソフトウェア・アプリケーション開発も行っているとしている。
DTRSは今回の株式取得を通じて、ファッズの業務系ソフトウェア開発における企画とマネジメント、および開発力と開発プロセス全域での品質管理の知見を取り込むことで、同グループのソフトウェア・アプリを活用したサービス開発の拡大と展開スピードの加速、提供品質のさらなる向上を進める方針だという。
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