Trellix(トレリックス)は、統合後に日本で初開催となる情報セキュリティ カンファレンス「Xpand Digital Japan 2022(エクスパンド・デジタル・ジャパン:以下、Xpand Digital)」を、2022年5月25日(水)・26日(木)の2日間、オンラインで開催する。なお、同カンファレンスはマカフィーが主催していた「MPOWER」の後継にあたるという。
今回、新たなコンテンツとして、参加型コンテンツ「ライブセッション」の開催が決定。開催両日のブレイクアウトセッション終了後、Day1は セキュリティ運用をゲーム感覚で習得できるコンテスト形式のワークショップを、Day2は、SASEロードマップ策定を実演デモにて見ることができるとしている。
Day1:EDR(Endpoint Detection and Response)を用いてセキュリティ運用をゲーム感覚で体験
Day1は「Trellix EDR Capture The Flag」と題し、コンテスト形式で開催するという。情報システム部門やセキュリティ担当者を対象に、専門知識やスキルを駆使して答え(Flag)を見つけ出し、時間内に獲得した合計点数を競うコンテスト「CTF (Capture The Flag)」の形式を用いたワークショップ。
Trellix EDRを調査ツールとして、ゲーム形式で脅威ハンティングを行い、いかに早く攻撃を調査出来るかを競いながら、操作方法を習得できるという。Trellix EDRに対する事前知識がなくても参加可能で、開始前に簡単な画面・操作説明を実施。上位入賞者には、Amazonギフト券が副賞として贈呈される。
Day2:セキュリティコンサルタントがSASEロードマップの策定を実演
Day2はコンサルティング デモセッションを実施。DX推進チームとセキュリティチーム、視座の異なる2つの視点から、自組織における対応状況(現状)とSASE技術の普及(目標)を確認し、ギャップを埋めるための簡易的なロードマップ策定を体験できるセッション。参加者からのSASE導入に関する疑問点などに関する質問にも、セッション内で回答するという。
同セッションは、先立って行われるブレイクアウトセッション「SASEフレームワークの理解促進」(Day1 13:40~14:10 担当:中島 毅郎(Trellixプロフェッショナルサービス事業本部 シニアコンサルタント)の視聴後に参加すると効果的だとしている。SASE推進における整理の仕方や検討ポイントなどの理解を深め、今後の具体的なイメージを掴むきっかけになるという。
なお、Day1の「Trellix EDR Capture The Flag」、Day2のコンサルティング デモセッションともに参加を希望する場合は、参加登録の上、xpand-ctf@event-web.net まで「参加希望」を知らせる必要がある。
その他、同カンファレンスには、Trellix 最高経営責任者のブライアン・パルマ氏をはじめ、デジタル庁 戦略・組織グループ セキュリティ危機管理チーム セキュリティアーキテクト 満塩尚史氏、三菱電機 情報セキュリティ統括室 セキュリティ技術部 部長 花岡圭心氏や多摩大学 ルール形成戦略研究所 客員教授 西尾素己氏など、第一線で活躍する登壇者が講演を行うという。
Xpand Digital Japan2022(エクスパンド・デジタル・ジャパン2022)
- 会期:2022年5月25日(水)・26日(木)
- 形式:オンラインカンファレンス
- 参加費:無料 ※事前登録制(登録・視聴期間:~6月30日)
- 主催:Trellix(Musarubra Japan)
- 対象:企業、官公庁の情報システム部門・セキュリティ管理者、リスク・コンプライアンス部門、セキュリティ製品の販売店・システム インテグレータの担当者
- 詳細・申し込みはコチラから
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