UiPathは、三井住友信託銀行が、自動化プラットフォーム「UiPath」を活用して、4年間で累計40万時間以上を創出するなどの成果を上げていると発表した。
三井住友信託銀行は、少量多品種業務の効率化を目的として、2018年にUiPathを本格導入。現在は、大幅な業務工数の削減に成功するとともに、業務品質や顧客フォローの向上など、業務効率化の枠を超えて、UiPathを活用しているという。
同行による主な取り組み成果は、以下の通り。
- UiPath Orchestratorで自動化ワークフローを統制・管理
- UiPath Test SuiteでRPAテストを自動化予定、他のシステム開発にも応用を検討
- 業務プロセスの標準化やリスク管理においても成果
- 5時間を要していたオンラインセミナーのアンケート結果集計業務を30分に短縮
今後、三井住友信託銀行は、適切な顧客に発信するマーケティングや提案の手段としてもUiPathを活用していく方針だとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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