ラックは、コンピュータウイルス「Emotet」の感染被害状況の調査を、脅威インテリジェンスソリューションを活用し無料提供すると発表した。
同社のセキュリティ監視センターの調査では、3月から6月にかけて感染被害が拡大したEmotetが、国内企業の夏季休暇明けのタイミングで、再び活動が激化する可能性があると予測。不正なメールに添付されているマクロ付きのマイクロソフトWordやExcelを開くことで被害を広げることが知られており、長期休み明けに大量に溜まったメール整理などで、誤って添付ファイルを実行し感染被害が多発することが懸念されているという。
なお、Emotet無料感染調査の対象は、従業員数5,000名以上の企業としている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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