LayerXは、次世代経費精算システム「バクラク経費精算」において、新たに手当機能を追加したと発表した。本機能の追加により、出張場所や役職に合わせた出張手当、走行距離に応じた通勤手当などをバクラクで自動計算し申請可能になったという。
日当や各種手当に関する社内規定は企業ごとに異なるほか、規定の理解が複雑かつ計算が手動であることで業務のミスが頻発するという要望が数多く届いていたとのこと。
そこで今回のアップデートにより、変動する日当・手当の算出方法をあらかじめシステムに登録することで、煩雑になりがちな手当の計算を自動化。
今後、バクラク経費精算を利用している申請者は、必要な情報を入力するだけで金額が自動計算されるようになり、細かな規定内の金額を把握していなくても手当申請が可能となる。
また、承認者や経理担当者も金額を検算することなく承認・処理が行えるとしており、具体的には、以下のような社内規定に応じた手当の自動計算が可能とのことだ。
- 役職に応じた手当:部長以上の役職者は3,000円、課長以下の役職者は2,000円の支給
- 日帰り出張や宿泊をともなう出張手当の支給
- 出張地区による手当の加算
- 訪問先の距離に応じた手当の支給
- 宿泊費が10,000円以内は実費精算、10,000円以上の場合は上限の10,000円を支給
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