日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は11月1日、100%出資子会社の日本アイ・ビー・エム テクニカル・ソリューション(以下、TSOL)を、2023年2月1日をもって日本IBMに吸収合併すると発表した。
統合により、日本IBMテクノロジー事業本部のテクノロジー・ライフサイクル・サービス事業部とセキュリティー事業部にTSOLの各分野のエンジニアが加わることで、顧客のビジネスを止めないために24時間365日対応する機動力を強化。先進テクノロジーを活用したサービスを提供するという。顧客システムの多様化への対応と変革を共創するパートナーとして、ITインフラストラクチャーの保全・保守の継続に加え、顧客システムのライフサイクルのテクニカル支援、運用アドバイスへとビジネスを拡大し、社員のリスキルを推進する。
日本IBMは、今後も社会インフラを支えるITインフラストラクチャー全体を俯瞰し、ライフサイクルを踏まえた最適なシステム設計から構築、運用・保守までワン・ストップで価値を提供するために体制を強化していくという。
【関連記事】
・大阪ガス×三菱重工×日本IBM、CO2流通を可視化し流通・移転を可能にするシステムの概念実証を実施へ
・日本IBMら3社、プラスチック素材など資源循環の促進に向けコンソーシアム「Pla-chain」設立
・日本IBMとSAPジャパン、ヤマハ発動機140拠点の経営情報を可視化するダッシュボード構築を支援