OpenTextは、同社のパブリッククラウド・コンテンツサービスプラットフォーム「OpenText(TM) Core Content」とGoogle Workspaceの連携計画を発表した。
この提携により、OpenText Core Contentがサポートするビジネスプロセスに、Google Workspaceのコラボレーションサービスを導入することが可能になるという。
今後、OpenText Core ContentとGoogle Workspaceの統合が実現することで、コンテンツを複数のデバイスに同期してオフラインアクセスやワークフローをデジタル化・迅速化し、SAPやSalesforceなどの主要なビジネスアプリケーション内でコンテツにアクセス・編集することができるようになるとしている。
なお今回の連携における基本要素の一つに、Google CloudがOpenText Coreなどのパブリッククラウド・アプリケーションに加えて、OpenTextアプリケーションのプライベートクラウド環境を複数の地域でサポートし、各地域の規制要件にも対応するという。
これにより、国内・地域内のデータレジデンシーに関わる顧客要件に対応しながら、信頼性、セキュリティ、一貫性を保持した形でコンプライアンスを高めることができるとしている。
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