Googleは10月19日(米国時間)、イスラエルのテルアビブに新しいGoogle Cloudリージョンを開設したと発表した。
Google Cloudは2021年、イスラエル政府の省庁にクラウドサービスを提供するプロバイダとして選出。このパートナーシップにより、政府と、規制の厳しい業界で事業を展開している民間企業は、ユーザーへのサービス提供方法を簡素化し、デジタルセキュリティに対する統一アプローチを確立して、コンプライアンスや所在地の要件を満たすことが可能になるという。
なお、Googleの委託でAlphaBeta Economicsが実施した調査によると、テルアビブのGoogle Cloudリージョンは、2030年までにイスラエルにおいて累積で76億米ドルのGDP増加をもたらすとしている。2030年だけで21,200人の雇用を創出すると予測されているという。
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