米キンドリルは12月7日(現地時間)、2040年までにネットゼロ(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を達成する計画を発表した。
キンドリルはIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の科学的勧告に基づきネットゼロ目標を設定。脱炭素計画は、同社のビジネス戦略に沿って立案され、旧来の施設やデータセンターをより持続可能性の高いインフラに統合し、再生可能エネルギーの利用を増やし、サプライヤーやアライアンスパートナーにはサステナブルな活動の促進を働きかけるとしている。
また、同社は短期的なネットゼロ達成に向けて、2030年までに以下を実現すると宣言した。
- スコープ1(直接排出)とスコープ2(間接排出)を75%削減する
- グローバルで温室効果ガス排出量を50%削減する
- 購入する電力の100%を再生可能エネルギー由来とする
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